イベント参加

 

 ☆タイフェス2019報告   ☆象さん幸せ計画プロジェクト第2弾

 

<タイフェスティバル2019代々木 参加報告 2019.5.29>

 2013年の初出店から、今年で6回目の出店となったタイフェスティバル代々木。
(大阪の出展を含めると連続7回目)         

        
7回も出店を続けて来たとは言え、伝えたいことの展示方法や資金に繋がるグッズ販売には、毎年全力を注いで来ました。         

        
 そんな、タイフェスティバルの参加について、出店費用の増加と年々落ち込む売上に、今年を最後にしようと決めたのは去年の事でした。         
実のところ、今年の参加についても、一度はやめようと考えていました。私たちだけでなく、他の出展者も口を揃え「年々売上が下がっている」と話しており、 私たちもまた、売り上げの半分がブース代に消えた年もあったからです。皆さんに直接、普段のお礼を伝えられる貴重な場ではあるものの、 皆様が象の為になるのならば、とご支援下さった収益がブース代に消えていくことに、心からやり切った気持ちになれない自分がいました。         
とは言いつつ、象との絆の第2弾プロジェクトが決まったばかりでしたし、これまでの感謝を支援者の皆様に直接お伝えすると共に 最後の出店となる経緯をお伝えしよう!という気持ちで出店を決めました。 いつも力を貸してくれる会員さん達のモチベーションも次のプロジェクトに向けて上がってくれたら☆と言う願いも込めて。         

 

~チェンマイで仕入れ~
        
 2019年最初のチェンマイ訪問は3月。ほぼ毎年のごとく、出店が出来るかどうかも分からないうちに仕入を行います。           
こんなギャンブル的な事が出来るのにもちゃんと理由が...。タイフェスティバルには、これまで、私たち以外に象のブースがありません。
また、私達はNPOではないものの売上を全額支援金としており、少しではありますが実績もある為、出店条件はかなり考慮されています。 それでも、確約されているわけではないので、応募率の高いタイフェス...、毎年出店者発表の当日はかなりドキドキものでした...。

 
 
 今回は、去年の倍以上のタイパンツ160本の印刷が必要でした。1本1本に象たちへの思いを込めて印刷しています。           
あまりの商品の数に、全てを持ち帰ることができず、船便を利用する為、久しぶりにタイの郵便局へ。円安の影響が痛い...。




 そんな中、今年はいつもより発表が早く、3月のチェンマイ訪問中に出店決定の発表がありましたので、嬉しい気持ちと共に帰国。
そして帰国後すぐ、いつもは仕事で出席出来なかったタイフェスティバル説明会および場所決めの為、タイ大使館へ初訪問。
 説明会に参加できると、この時点でブースの場所を知る事が出来ることから、ほとんどの出店者が参加しているようでした。会場はあっという間にいっぱいに! タイ大使館の偉い方のお話やタイフェスティバルへの思い、これまで通知だけではわから無かった注意事項を確認することも出来たので、最後に参加出来たことはプラスとなりました。         

 

 

~タイフェスティバル前日準備~
        
 私達にとって、“タイの象達の現状を伝えること”の他に、“支援金を募る”こともまた、タイフェスでの大きな目的の一つであります。         
普段HPでも商品を販売していますが、そこでの売り上げだけでは到底次のプロジェクトは達成できません。 その為、タイフェスティバル様に準備する商品は、在庫も全て含めば300点近くとなります。その上、展示から装飾(特に看板の設置)までを終わらせなければならないですから、前日の午前中から準備を始める必要があります。 そこまでしても、翌日のタイフェス開会式10時までにブースが仕上がった試しがないほど、設営は生易しいものではありません。         
 そんな設営に毎年加わり頑張ってくれているメンバーを見ると、みんな本当に象が好きなんだな~、と微笑ましい気持ちにさせられます。そして、そのおかげで、その後2日間が成り立つわけです。

  
前日準備をお手伝いしてくれた絆会員の皆さん!朝11:00から参加してくれたメンバー
それから、仕事終わりで駆けつけてくれたメンバーもいたんですよ。         
美味しい差し入れを持ってきてくれたメンバーも♪心から感謝感謝です!!

        
前日準備は、まだお客様もおらず現金の扱いもないので、気が張らない分、
実は凄く楽しいのです。

        

 

 

~ここでちょっとだけ商品の紹介~

         
【左】タイフェス初参加からずっとボランティアを支え続けてくれている象Tシャツの新色!          
【右】:今回、予定していた色がほとんど揃わなかった割には、色とりどりに揃ったタイパンツ。


2018年11月から仕入れ続けた1点ものの商品が、所狭しと並びます。
当日は、お客様に選ぶ楽しみも味わってもらえたのではないでしょうか。


【左】今までにない、正面展示はメンバーにもお客様にも公表でした。
タイフェスの事を考えて眠れない夜は、アパレル定員時代を思い出しながら商品の販売テクニックも勉強! ネットで見つけた、“あまり売れない商品を絶対売れる商品で挟む!”という方法は、実際に効果があってびっくり!
【右】今回限定販売のTシャツは男性向けにつくったものの、お尻まで隠れることもあり、
女性にもご購入頂けたのが嬉しかった。


お手伝いスタッフの皆が小物を持ちより工夫して作ってくれた展示は、これまでにない雰囲気づくりにもなり、お客様だけでなく出店側の私達も楽しめました。

 

~タイフェスティバルの人々~


タイパンツに没頭するお客様とやる気いっぱいのスタッフ♪


気づいたら、ジーっと展示に見入ってくれている少年がいて、とっても嬉しい気持ちにさせられました。


休憩中のスタッフの様子。
右は、今年初めてお母さんと一緒にお手伝いに参加してくれた中学生の2人。
2日目には、すっかりムードメーカーとなって頑張ってくれました。
他スタッフも普段から仲がいいのが、この団体の自慢。


【左】実は、密かに争奪戦を繰り広げていた、今回一押し商品の“象の刺し子バッグ”を手に入れてくれたのは...なんと!それはそれは、毎年この日を楽しみにしてくれていたお客さんでした!!私達も、毎年彼女には元気をもらっていました。
【中】去年、象を思いこらえ切れず涙したお姉さん。今年はお友達と一緒に、笑顔でお買い物してくれました。
【右】以前、タイエレファントホームで出会い、一緒にトレッキングを楽しんだ象好きさんも、仕事終わりに駆けつけてくれました。


【左】奥さんがタイ人のタイ料理屋のマスターと仲間達。普段から、さり気なくボランティアを支援してくれている最高に面白いタイ仲間。
【中】定番の象仲間!いつも大人数で応援に来てくれて、来た♪来た♪となる、とても心強い仲間達です。
【右】2018年11月に、私と一緒にスリン旅に行ってくれた象仲間。今回、彼女が提供してくれた象祭りの写真が、ブースに花と鼻を添えてくれました。


【左】かれこれ10年前にエレファントキャンプで出会った象仲間。象が繋げてくれた大切な縁。なかなか会えなくても、大切なご縁ばかり。
【中】活動を応援してくれている友達も、象好きではないのにグッズを購入してくれました。
【右】2018年11月にタイエレファントホームで出会ったばかりの素敵なご家族も、お友達と一緒に応援に来てくれました。

全ての方と写真を撮ることが出来なかったものの、今年もまた沢山の方々が、象達の為なら!と集まってくださいました。
その思いを受け、これだけ多くの象を愛している方々が、私達の活動に思いをかけて下さっている!と感じると共に、
その思い1つ1つを無駄にすることなくタイの象達に届けたい!と強く感じる2日間でした。

 

~今回のお手伝いメンバー~

~1日目(5月11日)~

みんなラスト(20:00)まで一生懸命だったこともあり、集合写真を撮り忘れて帰りそうに💦
その為、1日目の片づけを終えたブースの中での撮影となりました。

~2日目(5月12日)~

最後の搬出時には、これまでで最多のスタッフが集合!
最後のタイフェスティバルは、賑やかな締めくくりとなりました。


 昨年(2018年)のタイフェスティバル2日目の大雨を乗り越えたご褒美かと思うほど、少し暑いものの比較的過ごしやすく最高の天気に恵まれた今年のタイフェスティバル。 最後のタイフェス参加!と言うことで、過ぎていく時間が名残惜しくもあり、その分、常に気の引き締まる気持ちで過ごした3日間でした。
そんな中、今回も常に笑顔で頑張ってくれたお手伝いスタッフ、ブースにお越しいただきました皆様、今回、お手伝いしたくても来れず、遠くから応援してくれたメンバー 全ての方のおかげで、無事、最後のタイフェスティバル参加を終えることが出来ました!心より感謝申し上げます。
 きっと、お手伝いスタッフの皆さんも、ブースへ足を運んでくれた方々も、それぞれにいろんな気持ちを感じた時間だったのではないでしょうか。

 ただ、Facebookでもお伝えいたしましたが、これだけは忘れないでください! タイフェスティバルの参加を終えることは、決してマイナスではないということ。これから、象との絆というボランティア団体がまた一つ大きくなる為の一歩と思い、これからの活動に期待していて下さい。

 そして、私自身は、いつか、絆会員の皆様に、これまで一緒に頑張って来て良かった!と思ってもらえるよう、また、いつもご支援頂いている皆様には、このボランティアに託して良かった!と 思ってもらえるような活動を続けていきます。 引き続き、ボランティア設立当初から言い続けている、皆さまと一緒に象達の幸せを実現しましょう!を合言葉に頑張っていきましょう。
どうぞよろしくお願い致します。

 

<象さん幸せ計画 プロジェクト第2弾>

~象達へ。与えられる限りの自由と幸せの実現を目指して~
【1つ目に目指す自由】 ①可能な限りの鎖からの解放 ②仲間との触れ合いの時間


 今回、上記の様に題し、一体なにを行うのかと言うと、トレッキング以外の時間の、象達が鎖から解かれる時間の拡大を目指します。 そこで、象達が鎖から解かれた時に必要となるのが、鉄の柵で囲われた広大な敷地です。
 この理想とする柵については、すでに大手のキャンプが実現していますので、それらを参考に、タイエレファントホームの敷地内に柵を作ります。 ちなみに、柵を作る場所はまだはっきりとは決まっていません。というのも、今回のプロジェクトには、現段階で約600万円もの資金が必要であり、その資金の収集期間は少なくとも3年は要すると見ているからです。 3年後には、現地の状況も大きく変わることは予想がつきます。であれば、資金が集まり、実際に柵を作る段階で場所を決めることが1番良いタイミングと考えられます。
 前回のプロジェクト“象専門クリニックの設立”の時も、最終的には、当初予定していた場所とは全く異なる場所になりましたしね。そこは、基本現地の方々に判断を委ねる考えでいます。
 また、その先の話にはなりますが、柵が完成し得られた効果次第では、他のキャンプが同じような柵を作りたいと申し出てくれた場合、私たちはそれらのキャンプを視察した上で、他キャンプにも柵を提供していくことを考えています。 その為に、今回作る柵は見本となるものでなくてはなりません。

 そもそも、“柵を作りろう!”という今回のプロジェクトが生まれたのは、シーズンによって、象達の鎖による拘束時間が異なる事からでした。
ハイシーズンには、全ての象が毎日山へ行くことが出来ます。 ところが、オフシーズンとなると、もちろんお客さんが減りますので、山に行かない象がでてきます。 そうすると、山に行かずキャンプでお留守番となる象達は、1日中キャンプ内で鎖に繋がれることになるのです。
 また、繋がれている象達は、仲の良い同士は出来るだけ近くに配置されて居るものの、鼻をめいいっぱい延ばしてやっと、鼻と鼻を触れ合うことの出来る程度です。 ですが、これでは十分ではありません。2018年に、私は、アフリカでお互いの体を寄せ合いお互いの体に触れ合うことで、それはもう幸せそうに並んで歩く象達の姿を目にしました。 そして、タイの象達も、幸せを得る為にはそれが必要と感じたのです。
 そんな状況の打開策として、現地のスタッフから柵を作る提案を受けたのが始まりでした。


 もちろん、柵を作りその中で象を自由にする事により、象たちにとっては環境がガラリと変わるわけですから、メリットだけでなく、いくつかのデメリットも考えられます。 まず単純に思い浮かぶのは、自由が増えることで人の言うことを聞かなくなるのではないか?ということ。実際に、近年増加傾向にある、人を背中に乗せないスタイルのエレファントキャンプでは、お客さんを攻撃するようになったり、象使いの言うことをなかなか聞かなくなった象が増えていると聞きます。 ですが、そういったキャンプのほとんどは、タイ人ではなく外国人の好むやり方(歴史を無視した、コーを使わない方法等)でキャンプを経営している場合が多いです。 私が考えるに、タイ人主体のエレファントキャンプであれば、この状況にうまく対応してくれるでしょう。鎖につながれている今が当たり前の象達を、鎖につながれていないことが当たり前という認識にうまく切り替えていってくれると思っています。
 それ以外にもデメリットはいくらでも考えられますが、つど対処していけばいいのです。それ以上に象達に幸せを与えられるメリットがあるなら、それに変えられるものは無いと考えています。


 とにかく私たちは、デメリット前提の考え方ではなく、希望のある方法で、少しずつ確実に象たちの幸せを考えて行きたいと思っています。 その為に、まずはほんのいっときでも象達がお互いにふれあい、拘束されていない自分の時間を持てる環境作りを目指します。
 このプロジェクトに設けた期間は3年。そしてそれはもう始まっています。確かに600万という金額は大きいけれど、象達の自由を思うと決して高い額ではありません。 これからもぜひ、このプロジェクトの成功を目指して、皆様、どうぞお力添えをお願い致します。
                     


象との絆 代表 雲津真理子
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